初音ミクの唸り

飽きたらやめます

無駄

 4年前と同じ場所で、全く違う環境を生きる自分がいる。さんざめく噴水はあの頃と同じように20時で止まる。数年の成長として、風俗のHPで血眼になることがなくなったくらいで、おおかた停滞してると言える。大学時代より自分の生き方、目指す道が大きくぼやけて見え、今の私がどこへ向かっているのかすらわからない。希望や不安を感じず、今を揺蕩っていたことが懐かしく、とても羨ましく思い出す。偶に、過去の自分の出不精具合に恨むのだがどう足掻いてもここが終着なんだろう。

 私は自分の意思で歩くことが苦手で、誰かのレール、および保険がないと何もできなかった。今も変わらないが何かは変えられるのかもしれない。大きく息を吸って、いる。