初音ミクの唸り

飽きたらやめます

2022-01-01から1年間の記事一覧

記録

ASIAN KUNH-FU GENERATIONの「ムスタング」だけが鳴る。明日も5時起床。パンイチで寝る

夏の尾を掴む

彼岸花を見つけた。隣の緑に凭れている。彼岸花も河川敷では細やかな朱。銀色の蜻蛉、番が私の前で八の字を描く。熱い日差し、昨日買った紫の長袖シャツを下さなくて良かった。風が強い。髪は乱れるし、雨を予期して持参したビニール傘が邪魔になる。 河川敷…

下書(2020年1月19日)

高校3年の1月に大枚を叩いて手に入れた一眼レフ。大学入学以前からこれまでの旅行等で撮影した景色が膨大な数記録されている。記念すべき1枚目は、東條希フィギュアのソロ写真だった。知らないうちにμ'sがライブに出演したらしい。ライブに参加した痛ライバ…

手記 6/5

鳥の囀りや小川のさざめきが賑やかである。目黒から日野に転居し二ヶ月。徒歩で五反田に向かえたこと、縛り。何も失いたくなかった。 椎名林檎。愛せど何もない、満つる多摩川から遥かの一点、煌々なスカイツリーと東京タワーを

手記 5/25

赤の丸の内線、車内灯が大手町駅を照らす。対の歩廊に到着した鉄塊は容易く光を持ち去る。間もなくあらわれる46分発、池袋行に乗車する。 糸を解くのが得意で、あえて玩具の糸を絡ませていた。 丸の内線はサードプレイスになり得るか

手記 5/15

怖い

下書(2018年9月28日)

記憶に揺蕩う ふわふわと揺れる。記憶の海は浅い。疎らに小さな魚とすれ違うがどれも色を失っている。大きな波はだいぶ先で砕け、やわらかな勢いを打つのみである。丸みを身に着けたサンゴがいくつか転がっている。遠浅の記憶の海は入り組んでいて、明るい青…