初音ミクの唸り

飽きたらやめます

またコイツ秋葉原書きやがったぜ

二年に一度の本祭、神田祭が催されている。ふらりと立ち寄った昨日の雨の秋葉原はドヨッとした空気に包まれ、スピーカーの奏でる祭囃子に激しい雨音がハモり、見事、祭囃子の調子を狂わせることに成功していた。雨の力技で日常のむさ苦しさを拭い去ることのできないこの街に心地よさを感じ、私は昨日神田明神に向かわなかった。

二年前の私も秋葉原を闊歩していた。顔に脂を目に闇を、腹に貯まる肉貯金は校内長者番付でトップ3を争うほどだった。幸か不幸か、当時好きだったアニメと神田祭がコラボしたため学校をサボって物販待機列に並んだりもした。異端児アピール?キモ、死ねば。グッズを買い揃え、いざ幕を開けた神田祭。晴天にも恵まれ祭は非常に賑わっていたのだが、連れが祭り半ばで帰ってしまい (来てなかった可能性。うろ覚えである)…。兎に角、祭り特有の秋葉原のむさ苦しさを塗り替えるような空気は神聖で、清くて普段とのギャップの影響もあり瓶に詰めて持ち帰りたいと思った。夢見心地だった。

なげぇ〜文。飽きてきた。着地点が見えないしちょうど今お母様が「たけのこの里 キャラメル&ホワイト味食べよ」と宣ったので切り上げたいと思う。''ハレ''もいいけど''ケ''も大切なんですよ